制作:日本サンライズ、名古屋テレビ、創通エージェンシー
放送期間:1979年4月7日~1980年1月26日 全43話
放送時間:毎週土曜日17:30~18:00
放送局:名古屋テレビ、テレビ朝日系
原作:矢立肇、富野喜幸
出演:古谷徹、池田秀一、鵜飼るみ子、井上遥、白石冬美、古川登志夫、鈴木清信、鈴置洋孝、藩恵子、飯塚昭三、森功至、小山茉美、田中崇
「アムロ、行きまーす」
【 解 説 】
それまでのロボットアニメに、戦場を舞台としたリアリティに富んだ人間ドラマと、ロボットを「モビルスーツ」とよばれる一種の兵器として扱う設定とを導入したことでその変革の先駆けとなり、後に「リアルロボット」と称される大きな潮流を作った作品である。
それらの要素が10代以上の視聴者を中心に人気を博し、1981年から1982年にかけて劇場用アニメーション映画3部作として再編・上映された。
本作は「ガンダムシリーズ」の第一作であることから、ファンからはファーストガンダム(最初のガンダム)と呼ばれている。
『機動戦士ガンダム』は子供より上の年齢層をターゲットとして制作され、ロボットアニメにおいても、現実味を持たせた物語や設定によって、高年齢層の視聴に堪えうる作品作りが可能であることを示すこととなった。
主なストーリーは政治的に対立する2つの組織による戦争の中で、偶然、試作の軍用ロボットを操縦することになった主人公とその仲間たちが、戦火が拡大する中で必死に生き延びていく姿を描いた群像劇である。
主人公たちはもちろん、彼らをサポートする人々や相対するジオン公国軍の兵士にも個性的な人物が多く、それぞれが信念や思想、哲学を持ってこの戦争を生き抜いている様子も描かれていることで、作品世界が豊かになり、厚みがあるエピソードやストーリーが多い。

